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履修モジュール冊子 情報コミュニケーション学部 | 明治大学

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Academic year: 2018

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全文

(1)

人間と環境

社会システム

文化と表象

ズできる

ズで

できる

カスタマイズできる

カリキュラム

(2)

【社会科学フレーム】

 人間は多様なコミュニケーションによって

家族、集団、組織、国民国家

などの「社会」を成立させて

いる。さらには国境を越えたグローバル社会、加えてSNSにおけるコミュニティも「社会」としてとらえ

ることができるかもしれない。このように

人間が作り上げた「社会」

だが、それは時に人間を幸福にす

るだけでなく、多くの人間を苦しめる社会問題を生み出す事もある

非常に複雑な対象

であるといえ

る。そういった現代の高度情報社会における特有の社会問題を発見・分析するためには、

社会につ

いて学際的にアプローチ

することが重要になってくる。法学や経済学、あるいは経営学や社会学と

いった既存の学問、さらにその中でも単一の学問だけでは、複雑な要素が絡み合う社会現象・社会

問題にアプローチすることができない。学際的・多角的なアプローチこそが、現代社会の諸問題の発

見・分析には必要とされるのである。この

フレームでは社会科学の学際性の基礎

を学ぶ。

情報コミュニケーション学部

専任講師

竹中克久

カリキュラムの 特 徴

【3フレーム・科目プール制】

情報コミュニケーション学部

学部長

大黒岳彦

【履修モジュール】

 1年次から段階を経て

学際的知識を修得

することが可能となるカリキュラムを設けてあります。卒

業要件の124単位のうち、

[3フレーム・科目プール制]

が適用される

専門科目群

に関しては、選択必修

科目として

64単位以上

を履修する必要があります。1・2年次では社会科学・人文科学・自然科学の[3

フレーム]から

計10単位(社会科学フレームから4単位、人文科学フレームから4単位、自然科学フ

レームから2単位)

以上を、3・4年次では、残りの履修単位を勘案して、

社会システム・文化と表象・人

間と環境の3つのフレームに配置した[科目プール]から自由に履修することができます。

学生は自己

の問題関心に従い、主体的にカスタマイズした科目履修が可能となります。わたしたちは、それを支

援するために

[履修モジュール]

というものを80種類ほど用意しました。もちろん、この[履修モジュー

ル]は例示でしかありません。学生はそれを参考にして、

履修科目を自由にカスタマイズ

することがで

きるわけです。

(詳細はP5 P8)

情報コミュニケーション学部

学科長

須田努

【自然科学フレーム】

 自然科学とは、

自然界の様々な現象

を観察したり実験したりしながら法則性を探究する学問の総

称である。狭義には

物理学・化学・生物学・地球科学

などが含まれ、広義には

数学・情報科学・工学・

医学・環境科学

なども含まれる。自然科学は、このように理系的イメージの強い学問の総称ではある

が、情報コミュニケーション学部の

[自然科学フレーム]

には、文系の学生に必要な知識と技能と思考

力を身につけてもらうための

[科目プール]

が用意されている。具体的には、情報を自分の力で検索

し、批判的に読み解き、その真偽を判定するために必要な技能を身につけるための科目がある。ま

た、現代社会の重要な課題である

環境問題や、生物と環境との関わり

について学ぶことのできる科目

もある。さらには、科学技術の歴史を学びつつ現代社会の諸問題を考えるための科目、

脳科学

類学

など

学問の先端的な話題

を扱う科目など、文系の学生にも興味深く学べる様々な科目が配置さ

れている。

情報コミュニケーション学部

准教授

岩渕輝

【人文科学フレーム】

 本学部では、大学4年間で、現代社会が抱える様々な問題を発見し、分析し、解決していくための

基礎力をつけるため、自然科学、社会科学とあわせ、1,2年時で学ぶ「情報」

「コミュニケーション」

というキーワードを軸とする

[人文科学フレーム]

を設置している。人文科学とは、

哲学、歴史学、文

学、心理学、言語学など、人類が創造した文化

を対象として研究する学問のことである。社会現象を実

証的方法で分析し、その客観的法則を明らかにしようとする社会科学とは異なり、解釈の論理的整合

性を論拠とする文献学的方法、すなわち

人が書いたものを素材とし、分析、考察する方法

を主とする。

[人文科学フレーム]

を通して、グローバル化、情報メディアの著しい発達を通し価値=文化が激しく

変化、多様化、複雑化する今日の情報社会において、

その多様かつ流動的な価値=文化

が形成され

るしくみを観察し、そこに潜む問題を発見、分析、解決するための基礎知識、方法論を学ぶ。

情報コミュニケーション学部

准教授

高馬京子

1・2年次の[3フレーム・科目プール]

 情報コミュニケーション学部は、学生が大学で学ぶ期間を

「問題を発見し、解決する4年間」

と位

置づけています。それを実現するために

[3フレーム・科目プール制]

といったものを設け、1年次か

ら段階を経て学際的知識を修得することを可能としてあります。

学際的専門教育を重視

し、1・2年

生、3・4年生ごとにそれぞれ3つのフレームを用意し、その中に

[科目プール]

として学生が自由に

選択できる

専門科目群

を用意してあります。この3フレームは、あくまでも学生が科目履修の選択

を行う上での枠組み(目安)にすぎません。学生は、自己の問題関心にしたがい、

[3フレーム]

の中

にある

[科目プール]

から自由に科目を選択し、学習することが可能となります。1・2年次では、伝統

的学問体系を意識した[3フレーム]

(社会科学・人文科学・自然科学)

を設け、3・4年次では、より学

際性を意識した[3フレーム]、すなわち、

社会システム・文化と表象・人間と環境

を設置してありま

す。この

[3フレーム・科目プール制]

を活用することにより、学生の主体性は最大限に発揮できると

期待しています。

人文科学

社会科学

自然科学

社会システム

文化と表象

人間と環境

1・

2

3

4

(3)

【人間と環境フレーム】 

「人間と環境フレーム」

では、人間と環境の関係を生命と身体レベルから、家族と組織、都市と国

家、地球レベルに至るまで多層的に捉え、

社会科学、人文科学、自然科学を横断しながら学ぶ

ための

[科目プール]

が用意されている。情報化の進展にともない、

人間を取り巻く環境と、人間の意識や行

には大きな変化が生じつつある。例えば、生と死をめぐる倫理、身体表現、家族の役割と組織の

ネットワーク、対人関係や国際関係、異文化間のコミュニケーション、不確実性と経済行動、物理空間

と情報空間の結びつき、人間と機械の共進化、原発や災害をめぐるリスク管理、資源の循環とエネル

ギーの持続可能性などである。

環境の変化を多面的に理解

することは、

人間とは何かを深く問い直す

ことにつながる。

[人間と環境フレーム]

では、人間、社会、自然をめぐる複合的な問題の発見、分析、

解決に向けた通時的、共時的視野を手に入れることを狙いとしている。

情報コミュニケーション学部

准教授

南後由和

【社会システムフレーム】

 現代社会は「家族」

「組織」といった

身近な社会システム

はもとより、

「金融」

「政治」といったより

大き

な社会システム

によって構成されている。また、

「高度情報社会」

「国際社会」

といったように世界規模

の社会システムも存在している。例えば、

「少子高齢化社会」という社会システムが日本をはじめとし

た先進国で進行中である。これは未婚率の上昇・核家族化といった「家族」だけの問題ではなく、育児

休暇・介護休暇制度を導入する企業をはじめとした

「組織」の問題

でもある。また、教育費の高騰、経

済格差による教育格差の再生産など「金融」や、少子高齢化が進む中で行われる選挙制度における

世代間格差など、

「政治」の問題

にも関わってくる問題でもある。1・2年次の

[社会科学フレーム]

で学

んだ基礎学問に基づき、

現代社会特有の社会問題を解決

することを目指すのがこのフレームである。

情報コミュニケーション学部

専任講師

竹中克久

【文化と表象フレーム】

 表象とは、人間が、メディアを通して、様々な

自己や他者や世界を象徴的に表す行為

、またその行

為を通して産み出されたものである。現代社会のメディア空間では、事件、人々、集団、文化、流行、歴

史、社会関係等が、

選択的かつ多様に表象として描かれている

。このように、事実の理解が、映画、

ニュース、雑誌、テレビ番組、ウェブサイト等メディアによって形成・伝達された表象を通して行われ

ることで、

表象としての「事実」

を事実そのものとして捉えてしまう危険性を孕んでいる。

[文化と表象

フレーム]

では、このような状況を産み出す、

マス・メディア

のみならず、インターネット、

「スマホ」、S

NSといった

デジタルメディア

の発達に伴い、文化接触、情報の細分化、多様化が生じる高度情報化

社会において、いかに表象としての文化、

「事実」が構築、伝達、受容、変容されるか、学生一人一人が

自らの問をたて

批判的に分析、解決するための方法論

を学ぶ。

情報コミュニケーション学部

准教授

高馬京子

3・4年次の[3フレーム・科目プール]

3・4年次の[3フレーム・科目プール]

社会システム

フレーム

N

P

O

文化と表象

フレーム

人間と環境

フレーム

など

など

など

1・2年次の[3フレーム・科目プール]

自然科学

フレーム

など

4単位以上

4単位以上

2単位以上

など

など

社会科学

フレーム

人文科学

フレーム

(4)

NO.

テーマ

概要

1・2年次

3・4年次

作成者

1

2

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4

5

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7

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16

17

18

現代社会における企業

に倫理は求められるか

ブランドの機能と意味

を考える

育児休暇制度・待機児

童問題を考える

グローバル化した社会

において日本型経営モ

デルは通用するか

学校組織における「い

じめ」問題を考える

伝搬(普及現象につい

て)理解する

企業の成果はどこから

もたらされるのか

メディア上に形成され

るコミュニティの歴史

的文脈を理解する

ネットビジネスにおけ

るビジネスモデルの可

能性を考える

ユース・サブカルチャ

に及ぼすメディアの影

響を評価する

情報化の進展に伴う産

業の変容を理解する

ネットメディアとマスメ

ディアとの競合・補完関

係を理解する

ダイバーシティととも

に働くことを考える

多文化共生の現状と課

題を考える

近代家族の変容を捉える

性に関する社会構造を

知り、多様性に開かれた

社会のあり方を構想する

大衆文化に潜む差別や

権力の構造について考

える

差異がコミュニケーショ

ンに与える影響を考える

竹中克久

竹中克久

竹中克久

竹中克久

竹中克久

中里裕美

中里裕美

江下雅之

江下雅之

江下雅之

江下雅之

江下雅之

根橋玲子

根橋玲子

田中洋美

田中洋美

田中洋美

田中洋美

経営学 組織論 社会心理学A・B 社会学A・B 哲学 組織論 情報社会と経済 経営学 ジェンダー論 社会学A・B 組織論 コミュニティ論 異文化コミュニケーション史 経営学

日本史概論A・B 組織論 社会学A・B 組織論

小集団コミュニケーション 生命論A・B

情報社会と経済 組織論 経営学 社会学A・B 経営学 組織論 社会学A・B 情報社会と経済 社会学A・B コミュニティ論 社会心理学A・B 小集団コミュニケーション 組織論

情報社会と経済 科学技術史 情報倫理

社会学A・B コミュニティ論 社会心理学A・B メディア批評 情報社会と経済 科学技術史 情報倫理 組織論 情報検索論

社会学A・B 社会心理学A・B

経営学 組織論 異文化理解 社会学A・B

小集団コミュニケーション 社会心理学A・B 比較文化(基礎)A・B 異文化理解 コミュニティ論 法学 社会心理学A・B 小集団コミュニケーション

社会学A・B 社会心理学A・B ジェンダー論

ジェンダー論 社会学A・B 社会心理学A・B 経営学 組織論

社会学A・B 社会心理学A・B ジェンダー論 異文化理解

小集団コミュニケーション 社会学A・B

社会心理学A・B ジェンダー論

組織コミュニケーションA・B 組織と情報

不確実性下の人間行動 倫理学

コーポレート・ガバナンスⅠ・Ⅱ メディア論

記号論 組織と情報 情報と経済行動

ジェンダー・マネジメントⅠ・Ⅱ ジェンダーと社会Ⅰ・Ⅱ 家族社会学Ⅰ・Ⅱ

異文化間コミュニケーション ソーシャルビジネス論 国際関係論Ⅰ・Ⅱ 地域文化論 金融システム論Ⅰ・Ⅱ コーポレート・ガバナンスⅠ・Ⅱ

都市情報論 組織と情報 NPO論

ネットワーク社会論 情報と経済行動 情報社会論A・B 組織コミュニケーションA・B 組織と情報

情報と経済行動 組織コミュニケーションA・B ネットワーク社会論 コーポレート・ガバナンスⅠ・Ⅱ 情報社会論A・B コミュニケーション思想史 ネットワーク社会論 メディア論 メディアの歴史 組織と情報 メディアの歴史 ジャーナリズム論Ⅰ・Ⅱ 広告論

知的財産法Ⅰ・Ⅱ 消費行動の心理学 情報社会と安全A・B 情報システム論 情報社会論A・B コミュニケーション思想史 メディア論

メディアの歴史 都市情報論

情報社会論A・B メディア論 メディアの歴史 広告論 情報と職業 情報社会と芸術 情報産業論 情報システム論

情報社会論A・B コミュニケーション思想史 マスコミュニケーション論A・B メディア論

メディアの歴史 ジャーナリズム論Ⅰ・Ⅱ スポーツ・ジャーナリズム論 ジェンダー・マネジメントⅠ・Ⅱ 家族社会学Ⅰ・Ⅱ 組織コミュニケーションA・B 異文化間コミュニケーション 人権政策

人権と憲法Ⅰ・Ⅱ 国際開発協力論 地域文化論 多文化と相互理解Ⅰ・Ⅱ 異文化間コミュニケーション 英語の文化と歴史 家族社会学Ⅰ・Ⅱ 人口論 家族と法Ⅰ・Ⅱ 人権と憲法Ⅱ ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ 地域文化論A(フランス) 人権政策

ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ ジェンダー・マネジメントⅠ・Ⅱ ジェンダーと社会Ⅰ・Ⅱ 家族社会学Ⅰ・Ⅱ 人権政策

コミュニケーション思想史 メディアの歴史 ジェンダーと社会A・B 地域文化論A(フランス) 地域文化論(英語圏)A・B 人権政策

異文化間コミュニケーション 組織コミュニケーションA・B 談話コミュニケーションⅠ・Ⅱ ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ ジェンダー・マネジメントⅠ・Ⅱ ジェンダーと社会Ⅰ・Ⅱ  企業による事故や不祥事が後を絶たない。もっとも最大規模の事故としては福島原発の事故

が考えられるが、そのほか大企業の粉飾決算や性能偽装や、いわゆる「ブラック企業」問題など の原因を突き止め、解決するために、経営学・社会学・社会心理学の立場からアプローチする。

 様々な商品や、あるいは企業や病院といった組織にもブランドが存在する。果たして、これら のブランドはどのようなプロセスで形成され、どのような機能と意味を持っているのだろうか。 あるいはブランドが崩れるときの社会的条件とは何だろうか。

 イクボス宣言が東京都知事によって宣言された。しかし、これらが社会に定着するのは容易 ではない。現在の日本社会において育児は「家族」「地域」の問題として考えられてきており、「社 会」「都市」による育児は想定されてこなかったからだ。育児の歴史をひもときながら、ありうる 社会を構想する。

 日本企業の海外進出が盛んである。しかし、「労使関係」「福利厚生」などはそのまま日本の慣 行を輸出するわけにはいかないだろう。日本型経営モデルの歴史を学びながら、現地の多様な 文化に適応しうる新たな日本型経営モデルを考える。

 「いじめ自殺」の被害者が後を絶たない。なぜ、いじめはなくならないのか、学校はどのよう に児童・生徒とかかわるべきなのだろうか。あるいは学校だけの問題ではなく、地域社会、都 市の問題なのだろうか。そのような諸問題の原因を探りながら解決の道筋を探る。

 新商品が限りなく産み出されている。しかしながら、なぜある物事が普及し、もう一方は 普及せず世の中から消えてしまうのだろうか。伝搬(普及)とは、イノベーション(新しいこ と)が、あるコミュニケーションチャネルを通じて、時間の経過の中で、社会システムの成 員の間に、伝達されるプロセスである。このような伝搬(普及)現象と個人および組織に対 するイノベーションとの関係を考察する。

 企業の市場における行動や成果(業績など)は、その組織の運営体制や組織理念、社員の モラル(内部環境)などに因るものなのだろうか。あるいは、その企業が他社とのあいだに直 接的ないし間接的に形成している外部環境としてのネットワークが影響を及ぼしうるのか。現 代社会における企業の成果について複合的に考察する。

 SNSの普及により、メディア上で人的交流が促進され、いわゆるバーチャル・コミュニティが形 成されるようになった。しかし、そのような形態はインターネットの普及以前から存在する。コ ミュニティを構成する要件は何か、コミュニティ内で展開されるコミュニケーションの特徴は何 かといった基本的な要素を理解したうえで、メディアの発達はどのような機能を代替したのか を考察することで、SNS上で観察される人間関係の本質的な現象を理解できるのである。

 多くのメディアは商業的な活動を通じて利用されている。そのビジネスモデルは様々な試行錯誤を 経て収益を確保できる形式を確立している。実際、20世紀始めに誕生した「放送」でも、複数の方式が 提案された中で、最終的に広告を土台とすることとなった。現在、インターネットでは膨大な数の新興 ビジネスが展開しているが、マネタイズの問題が大きな課題となっている。GoogleやApple等のビジ ネスモデルを多角的に分析したうえで、ネットビジネスのビジネスモデルの可能性を考察する。  第二次大戦後、若者集団による反社会的活動が世界各地で生じ、いわゆるモラル・パニックを発生 させてきた。それらの行動をメディアは注目し、そして幅広い領域に伝搬してきた。それがときに巨大 な流行を生み出し、若者のファッションはもちろんのことライフスタイルに影響を及ぼすことがあっ た。かつては映画と雑誌がこうしたプロセスに絶大な影響力を行使していたが、現代はネットがそれ に取ってかわりつつある。ネット時代における若者のサブカルチャとメディアの関係を再検討する。

 産業革命によってモノがあふれる世の中となり、それにともなって産業構造や就業構造が大きく変

化した。まったく同様に、情報革命によって情報があふれるようになり、情報の生産や流通を担う新し い産業が誕生するとともに、既存産業の情報産業化が進展した。情報社会においては、情報との関わ りなしに産業は存続できない。現在なおICTが進化し続けるなかで、今後の産業が進む方向性や、今後 の産業に大きな影響を及ぼしうる技術の可能性を多角的に考察する。

 インターネットの発達は情報流通の構造を根本的に変容させた。誰もが世界中のさまざまな情報に 接触できるようになった。これはメディア産業に属するジャーナリストの活動にも大きな影響を及ぼして いる。インターネットの発達は情報の「中抜け」を起こしうるが、他方、ジャーナリスト自身もICTの受益者 であるのと同時に、情報の信頼性や地道な調査報道の面でジャーナリストの役割は否定されたわけで はない。現代社会におけるネットメディアとマスメディアの役割は複合的に考察せねばならない。

 人口の減少により長らく基幹労働者とは捉えられてこなかった女性や外国人の活躍が期待 されている。同時に仕事と育児や介護のようなケアワークとの両立が難しく、社会問題となっ ている。政府や企業の施策や現場の様子、そこで働く人々の経験について学び、今後ますます 多様化が進むと思われる社会における働き方やそのような社会のあり方について考える。  多くの国で労働不足などを理由に移民の受け入れが加速され、表面的には多文化共生を促 進する取り組みがなされてきた。しかし、移民の受け入れは失敗だったと明言するリーダーがい るように、社会的な格差や文化の衝突などの問題も指摘されている。日本でも文化的多様性が 進み外国にルーツも持つ人口は増え続けている。本モジュールでは日本の多文化共生の現状 を理解し、多角的に考察する。

 未婚化・晩婚化や離婚・再婚、事実婚、生殖補助医療による出産等の増加、同性婚を容認す る動きの広がりといった現象は、近代に確立し、続いてきた家族のあり方が20世紀後半か ら現在にかけて大きく変わりつつあることを示している。 親密な関係をめぐる社会の変化と 現状について、心理、格差、法律、倫理等、さまざまな視点から理解を深める。

 ジェンダーやセクシュアリティに関わる問題の多くは、構造化された格差や抑圧を孕んで いる。同時に格差の是正や抑圧からの解放を求めて、当事者が異議申し立て運動を行ったり、 政府や自治体が政策を形成するなど、社会の変化が促されることもある。性に関する社会構 造の複雑な様相と問題について、さまざまな学問的立場から考える。

 大衆娯楽メディアをはじめとするポピュラーカルチャーは、性差別やマイノリティへの偏見 を再生産してきた。レジャーとして楽しまれ、一見政治とは無縁にみえる文化においても抑圧 を生み出す権力関係は存在する。身近であるがゆえに見過ごされがちなその政治性に注意 を払い、文化というものを批判的に読み解く力を養う。

 ジェンダー、セクシュアリティ、世代、エスニシティといった差異は人々の相互作用に大きな 影響を与えている。とりわけ社会・文化的背景が異なる人同士では、共通する意味の創造が制 約され、両者の間に衝突が生まれることもある。このようなコミュニケーションの問題とそれ が生じるメカニズムについて考える。

NO.

テーマ

概要

1・2年次

3・4年次

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34

35

36

メディアにおける法と

倫理の役割を理解する

法によるインセンティブ

の設計について考える

現代型犯罪を多角的に

分析する

表現することと社会・政

治・法の関係を考える

法律が社会で果たすべ

き重要だが限定的な機

能を理解する

法の解釈・適用の具体

例から争い事解決のた

めの要点を理解する

少子高齢化社会におけ

る公共の福祉のあり方

を考える

フェアトレードの可能

性を探る

貧困と格差を学際的に

追求する

メディア情報と経済

国際政治経済学 競争

社会と資本主義の未来

メディア/コミュニケー

ションと意思決定/価

値形成

日本の世界展開力を考

える 世界のために、

私のために

多文化共生の現状と課

題を考える

様々なメディアを使っ

て自ら表現する

文化産業のあり方を考

える

言語の働きを解明する

言語の運用・表現能力

を育む

今村哲也

今村哲也

今村哲也

田村理

田村理

武田政明

武田政明

髙橋華生子

髙橋華生子

友野典男

川島高峰

川島高峰

川島高峰

宮川 渉

宮川 渉

宮川 渉

内藤まりこ

内藤まりこ

社会学A・B 憲法 情報倫理 法学 犯罪と法Ⅰ・Ⅱ 情報社会と経済 科学技術史 犯罪と法Ⅰ・Ⅱ ミクロ経済学 犯罪と法Ⅰ・Ⅱ 社会学A・B コミュニティ論 社会心理学A・B 情報倫理 法学

メディア・リテラシー 政治学 市民社会と法Ⅰ・Ⅱ 社会学A・B

小集団コミュニケーション 政治学

憲法

市民社会と法Ⅰ・Ⅱ 社会学A・B 法学 憲法

市民社会と法Ⅰ・Ⅱ 犯罪と法Ⅰ・Ⅱ

社会学A・B/法学/憲法 市民社会と法Ⅰ・Ⅱ ジェンダー論 コミュニティ論 情報倫理 環境と社会

社会学A・B 環境と社会

社会学A・B ミクロ経済学 マクロ経済学

ミクロ経済学 マクロ経済学 情報社会と経済 社会心理学A・B 経営学

政治学 憲法 哲学 マクロ経済学 ミクロ経済学 新興国事情 国際交流

政治学 哲学

メディア・リテラシー 情報倫理 政治学 マクロ経済学 ミクロ経済学 新興国事情 国際交流 美 学・芸 術 学 身体コミュニケーションA・B 音楽論

メディア・アート

日本語表現Ⅰ・Ⅱ 身体コミュニケーションA・B 専門情報リテラシー

情報社会と経済 音楽論 メディア・アート

言語学 日本語表現Ⅰ・Ⅱ

日本語表現Ⅰ・Ⅱ 異文化コミュニケーション史 パブリック・スピーキング 異文化理解

人権と憲法Ⅰ・Ⅱ 情報政策論Ⅰ・Ⅱ 情報法A・B 知的財産法Ⅰ・Ⅱ 現代型犯罪と刑法Ⅰ・Ⅱ

ビジネスと法A・B 知的財産法Ⅰ・Ⅱ

財産と法Ⅰ・Ⅱ/消費行動の心理学 情報と経済行動

公共政策A・B 法と社会科学Ⅰ・Ⅱ

現代型犯罪と刑法Ⅰ・Ⅱ 少年犯罪と法 法コミュニケーション 人権と憲法Ⅰ・Ⅱ  法と社会科学Ⅰ・Ⅱ

情報社会論A・B 現代型犯罪と刑法Ⅰ・Ⅱ 知的財産法Ⅰ・Ⅱ 情報法A・B/人権と憲法Ⅰ・Ⅱ 組織と情報

ビジネスと法A・B 知的財産法Ⅰ・Ⅱ

人権と憲法Ⅰ・Ⅱ/財産と法Ⅰ・Ⅱ 現代型犯罪と刑法Ⅰ・Ⅱ 紛争解決システム論Ⅰ・Ⅱ 行政法と行政過程Ⅰ・Ⅱ ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ 行政法と行政過程Ⅰ・Ⅱ 人権と憲法Ⅰ・Ⅱ

少年犯罪と法/ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ 現代型犯罪と刑法Ⅰ・Ⅱ/家族と法Ⅰ・Ⅱ 知的財産法Ⅰ・Ⅱ/ビジネスと法A・B 財産と法Ⅰ・Ⅱ/紛争解決システム論Ⅰ・Ⅱ

行政法と行政過程Ⅰ・Ⅱ 人権と憲法Ⅰ・Ⅱ/ジェンダーと法Ⅰ・Ⅱ 家族と法Ⅰ・Ⅱ/知的財産法Ⅰ・Ⅱ ビジネスと法A・B/財産と法Ⅰ・Ⅱ 公共政策A・B/社会福祉学A・B 環境政策Ⅰ・Ⅱ/ジェンダー・マネジメントⅠ・Ⅱ

国際関係論Ⅰ・Ⅱ ソーシャルビジネス論 国際開発協力論 NPO論 現代政治学Ⅰ・Ⅱ 金融システム論Ⅰ・Ⅱ 国際関係論Ⅰ・Ⅱ 国際経済論Ⅰ・Ⅱ 現代政治学Ⅰ・Ⅱ 金融システム論Ⅰ・Ⅱ

不確実性下の人間行動 情報と経済行動/広告論 情報産業論/消費行動の心理学 ソーシャルビジネス論 マスコミュニケーション論A・B ジャーナリズム論Ⅰ・Ⅱ/メディア論

現代政治学Ⅰ・Ⅱ 政治とメディア 国際関係論Ⅰ・Ⅱ 人口論 国際交流 政治とメディア メディア論 情報社会と教育A・B 情報コミュニケーション学 ジャーナリズム論Ⅰ・Ⅱ 現代政治学Ⅰ・Ⅱ 国際関係論Ⅰ・Ⅱ 国際開発協力論 国際経済論Ⅰ・Ⅱ 国際交流

英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ 音楽表現論/身体表現論 映像表現論/アート・マネジメント メディア教育論

地域文化論 情報社会と芸術 情報文化論

音楽表現論/身体表現論 映像表現論/造形表現論 メディア教育論 デジタルアートⅠ・Ⅱ 情報デザイン論 メディア論/メディアの歴史 情報社会と芸術 知的財産法Ⅰ・Ⅱ アート・マネジメント スポーツ・ジャーナリズム論

記号論

談話コミュニケーションⅠ・Ⅱ 英語音声学

言 語 態 研 究 社 会 文 化 史 A・B 言 語 表 現 論

談話コミュニケーションⅠ・Ⅱ 法コミュニケーション  新聞,テレビ,インターネットなど,現代社会にはさまざまなメディアが存在する。メディア

という特殊なフィールドにおいて,どのようなルールが存在し,適用されるのか。表現の自由, 名誉毀損,プライバシー,知的財産権などの伝統的な課題や放送法制・電気通信事業法制と いった情報インフラに関係する諸制度など重要な法制度を横断的に学びながら,メディアに おける法と倫理の役割を多角的に理解をする。

 インセンティブとは,ある個人が特定の行動を選ぶように仕向ける要因のことである。法は,このイ ンセンティブを提供するための社会における重要な道具のひとつである。発明や著作物を生み出し た場合に与えられる財産権は,創作をしようという意思決定に影響を与え,犯罪行為をしたときの刑 事罰は,犯罪をするか否かの意思決定に影響を与える。インセンティブの意味を学問横断的(経済学, 心理学など)に学びながら,法によるインセンティブ設計の応用例としての各領域の法学を学習する。  犯罪は,社会の成員の行動の結果生じる事象であるから,社会の抱える問題性を理解する上で重要な サインとなる。特に,現代社会の複雑化やデジタル化・ネットワーク化などの発展に伴って,従来型の手 法では十分に考察することが難しい事象も増加している。現代型犯罪を法学的な見地から分析しつつ, その背後に潜む社会の抱える問題について学問横断的(社会学,コミュニティ論,社会心理学など)に学 ぶことで,現代社会における複雑な問題の解決手段を探究するための多角的な視点を獲得する。  表現を通じて自己実現したい人々が、権力によって阻害されずに憲法の定める表現の自由を享受で きれば、社会は活力に れ、民主政治は健全に機能する。しかし、表現がコミュニケーションである以上

他者に害を与える可能性は常にある。そこで、「公共の福祉」という限界が設けられ、その内容が法律で

具体化される。著作権、プライバシー、名誉といった他者の利益が民法、刑法、知的財産法等によってま もられる。表現を実践するためにこれらをどう使うべきか、社会科学の諸分野から総合的に考える。  法律学で主として学ぶことは、裁判所という特殊な場で、既に起きてしまったトラブルをどう解決 するべきかである。したがって、多くの人が無関係のまま過ごす最悪の事態のための「最終手段」が 法律である。他方、この「最終手段」は裁判所という特殊な権力によって「強制」されるため、社会がこ れに過剰な期待をかけるとき、容易に権力による支配の道具と化す。社会科学の諸分野のひとつと して法律学を学ぶことで、社会における「最終手段」の必要性と限界を理解する。

 社会における個人や組織は,相互に協力して目的を達成するべき場面でも,しばしば見解の対立が 生まれ、争い事に発展する。その場合、事業が達成する上で、意見の対立の本質を見極め、対立点を明 確にし、相互に納得できる見解の採用や新たな見解に基づく提案がなされなくてはならない。争い事 を解決のための要点を考えるために、社会において紛争解決の機能を現実に果たしている代表的な 存在である「法」から、その解釈・適用の実際を学ぶことは、その要点の理解に重要な指針を提供する。

 近代法は,個人の尊重のために基本的人権を保障するが,その保障も無制限のものではなく,「公

共の福祉」という制限がはたらく。現代社会では,性別変更者夫婦の養子縁組の適否等の性別変更に 起因する諸問題等,この「公共の福祉」という制限の内容が新たな面から問われる場面が増えている。 社会を多方面から観察することで、少子高齢化社会の安定かつ持続的な発展のために,個人の自由 が「公共の福祉」との関係でどこまで保障されるのか,その線引きを,あたらめて見いだすことができる。

 持続可能な社会の構築に向けて、企業と市民の役割が問われるなか、フェアトレード (fair trade)の動きが注目を集めている。フェアトレードとは、途上国で生産された作物や製 品を適正な価格で取引することで、生産者の生活を向上させる取り組みである。これまでの 国際協力や途上国開発の論考に加え、世界全体の生産と消費のあり方を社会経済的な角 度から見つめなおすことで、フェアトレードの意義と可能性を検討していく。

 近年、世界のあらゆるところで貧困と格差の問題が表面化している。一部の富裕層が勝ち続け、大

多数の人びとが取り残されていく現状は、経済のグローバル化と密接に関係している。「小さな政

府、大きな市場」に基づく政策の拡大は、福祉プログラムや公共サービスの縮小をもたらしており、 セーフティネットの機能を低下させている。世界経済の構造的な変化から現代の貧困と格差を捉え ることが重要であり、そうした視座に基づいて社会の二極化を考察していく。

 消費者や企業の経済行動は情報,特にメディア情報やインターネット情報に大きく依存してい る。また,マスメディアにおいて経済に関するどのような情報を,どのように流通させるかを知ること は,情報社会における経済行動や経済の動きを理解するために不可欠である。本モジュールでは, 経済の基礎を理解した上で,情報と経済との関連,およびマスコミやジャーナリズムと経済の相互 作用について学ぶ。

 人類は競争社会と無縁で暮らすことができない。競争は人と社会を発展させることもあれ ば、不幸にしてしまうこともある。今、その競争と幸福の関係は、一つの国の中だけでの関係を 越え、世界の政治経済の動向との連動を深めている。格差拡大、受験競争、少子高齢化といっ た日本の課題と地球規模課題の間にある関係性を考えてみよう。

 政治とは共同体における集団的な意思決定と価値形成のことである。メディアやコミュニ ケーションのあり方はこれに重大な影響力を持つ。特にこの20年、世界は激変期の連続とな り、世の中の激変が新たなメディアを生み、新メディアがさらなる激変を生む時代にある。そ の歴史や、時代を越え変わらざる原則について考えてみよう。

 世界的には豊かな社会で暮らす私たちが世界のためにできることは何だろうか? 日本 は今、世界から課題先進国と呼ばれ、豊かな社会を目指す多くの途上国が日本をお手本に しようとしている。しかし、日本の発展にある良い点、悪い点を踏まえなければ、私たちは途 上国に日本の良くない点を拡大再生産してしまうことになるだろう。世界のためにできるこ とは何かを考えてみよう。

 現代社会を語る上で,情報社会,グローバル化といった言葉がよく用いられるが,そこから 生まれる文化にはどのような特徴があるのだろうか。また過去から受け継がれてきた伝統文 化は現代社会においてどのような役割を持つのか。このような問いを芸術,メディアなど多角 的な視点から考察する。

 私たちは自分の考え,感情などを常に表現して生活をしている。言葉や態度だけでなく,映 画,演劇,ダンス,音楽などの芸術分野における表現方法とはどのようなものか。それらにどの ような共通点,または相違点があるのかを理解すると共に自分自身の表現力と創造性を高め ることを目指す。

 20世紀以降に急激に発展した文化産業はメディアの変化と深く結びついている。そもそも文 化産業自体が,ベンヤミンの唱える複製技術の革新から生まれたと考えるならば,メディアの影 響力は明白である。このメディアと文化産業の関係をより具体的に理解するためには,それぞ れの特徴とそこから生まれてくる商品・作品の特徴を多角的な視点を持って分析する必要がある。

 文字や音声によって意思や思想、感情等を他者に伝達するという意味で、言語は人間が社会生 活を営む上で欠かすことのできない要素である。では、そもそも、言語とはどのような種類があり、 それらの言語はどのように生まれ、変化してきたのだろうか。また、学問の場において、言語はど のように研究されてきたのだろうか。普段あまり意識することのない言語の働きを掘り下げるべ く、言語学や記号論、音声学等の視座から言語の奥行きを理解する。

 人間は言語を用いて他者との意思伝達を図る。一言で言語といっても、日本語や英語のよう な国語の位相から、書き言葉・話し言葉の位相や、私的言語・公的言語の位相に至るまで、言 語にはさまざまな位相が存在する。そうした人間の豊穣な言語的営みを把握し、自らも言語を 円滑に運用できるようにするためには、言語を運用する個人や集団を取り巻く環境や、そうし た環境が生じた歴史的、社会的背景への洞察力を養う必要がある。そこで、言語がどのように 運用され、表現されてきたのかを具体的な場面や状況に即して学習する。

参照

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